清水工業株式会社


 経験に頼るあまり、発送が色あせることはよくあります。既製の概念は時には役に立ち、また時には前進を阻むこともあります。私たちが新しい商品の企画をテーブルにのせるときは、全く自由な発想のコミュニケーションから始めます。スタッフの個性はむき出しのままぶつかり合い、磨かれていきます。よりすぐれた物を作りたい・・・・・・その共有できる目的が企画ディスカッションのエネルギー源です。

製品の誕生・職人の技術

[1]
金属釦製造の土台ともいえる型造り。長年のキャリアを持つ技術者が、高速旋盤というマシンで大小様々な鋼鉄を回転させながら削り、見事な曲線を作り出していく。この作業で、金属釦の実質が決まると言っても過言ではない。

[2]
金属釦の顔となる彫刻。あの小さな面に繊細な模様を彫っていく。神経を集中させ一つの芸術を造りあげる。いつまでも愛され、喜んでいただける釦であるようにとの、職人の願いとぬ くもりがここにある。

[3]
銅と亜鉛の合金である真鍮に、50トンもの圧力を加え、ほんの僅かなずれも許すことなく、一瞬の技で模様を刻むフリクションプレス。一枚一枚のプレートを人の手によってマシンに運び、プレスしていく。決して楽とはいえないこの作業があるからこそ、製品としての質が認められる。

[4]
ボタンかしめ装置と呼ぶこのマシンは、我が社独自の製造法に改良し、表裏をかしめる為の回転板である。型を造りそれに彫刻・模様入れ、そして表裏をかしめるという行程を経て、一つのボタンが生まれる。そこに至るまでには、多くの人の研究・努力があるということを少しでも分かって戴けたら幸いです。



高品質で効率的な生産体制
我が社の特長の一つとして、人員の割に生産性が高いことが上げられる。これは、他社担い生産方式を取っているためである。デザインの企画から始まり図面 おこし、一つの型造りに2、3ヶ月もかかることもある。そのカバーとして、1分間に300個近くの共足(ボタンの裏にあたる)の生産を可能にした"ダイニングマシン"導入によるスピード化。他に、我が社独自に開発したマシンで、量 ・質とも全てにおいて対応できるよう、日々研究開発を行っています。
[トップページに戻る]

清水工業株式会社
TEL:03-3835-2258 FAX:03-3835-2290
E-mail info@skjapan.co.jp